俺たちの妹・2
トラウマ
日向side
美晴のストレス騒動が落ち着いて、穏やかな日々が戻ってきた。
あの時は嘔吐が酷くて、一気に痩せてしまって心配だったけど、少しずつ食べれるようになってきている。
でも、以前より量は少なくなってしまっていて………
心配は尽きないけれど、あまり急かしても良くないだろうし、見守っている。
そんな穏やかな日々を過ごしているんだけど、ふと美晴から違和感を感じた。
美晴はもともとテレビはあまり見る方じゃないんだけど、たまたま付いていたテレビを見ていた美晴は、突然チャンネルを変えた。
別に変えるタイミングを口出しするわけじゃないけど、美晴が慌てて変えていたから気になった。
「美晴?どうしたの?」
「な……なんでもない」
そう答えた美晴は胸に手を当てて、落ち着こうとしていた。
何か嫌な場面でもあったのかな?
それから美晴はゆっくり立ち上がってリビングから出ていった。
俺は、チャンネルを元に戻した。
……………バラエティー番組だったが、特に変わった所はなさそうなんだけど……
強いて言えば、男性の芸人と女性のタレントがしゃべっているという場面だった。
あの時は嘔吐が酷くて、一気に痩せてしまって心配だったけど、少しずつ食べれるようになってきている。
でも、以前より量は少なくなってしまっていて………
心配は尽きないけれど、あまり急かしても良くないだろうし、見守っている。
そんな穏やかな日々を過ごしているんだけど、ふと美晴から違和感を感じた。
美晴はもともとテレビはあまり見る方じゃないんだけど、たまたま付いていたテレビを見ていた美晴は、突然チャンネルを変えた。
別に変えるタイミングを口出しするわけじゃないけど、美晴が慌てて変えていたから気になった。
「美晴?どうしたの?」
「な……なんでもない」
そう答えた美晴は胸に手を当てて、落ち着こうとしていた。
何か嫌な場面でもあったのかな?
それから美晴はゆっくり立ち上がってリビングから出ていった。
俺は、チャンネルを元に戻した。
……………バラエティー番組だったが、特に変わった所はなさそうなんだけど……
強いて言えば、男性の芸人と女性のタレントがしゃべっているという場面だった。