俺たちの妹・2
暫くみぃちゃんの側にいると

スースースー

と寝息が聞こえてきた。

良かった、眠れたみたい。


熱が高いと辛いだろうから、おでこに濡れたタオルを置く。


両脇と両足の付け根にも保冷剤を挟んだ。

早く下がりますように……





眠っているのを確認して、みぃちゃんの部屋をそっと出る。

キッチンへ向かい、お粥とさっき食べれたリンゴを用意しておく。


一通り終わって、みぃちゃんの部屋に戻り、水枕とタオルと保冷剤を交換する。


そっとおでこに手を当てると暑かった。

まだ熱は下がってない……

辛いよね……


「無理しないでね……」

そう言わずにはいれなかった……


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