俺たちの妹・2
「司くん、点滴出してくれたんだね。良かった」
話しながら美晴の部屋へ向かった。
カチャ……
そっとドアを開けると眠ってる美晴が見えた。
「今のうちに点滴やっちゃいますね」
持って帰ってきた点滴を点滴台にセットする。
彩さんは、美晴の腕をそっと捲ってくれた。
チク……
「入った。これで大丈夫かな」
素早く点滴針を固定する。
「日向くん、今日はもう大丈夫かな?」
彩さんが聞いてきた。
「はい。もう呼び出しもないと思います。ほんとありがとうございました」
「お役に立てて良かったわ。またいつでも声かけて?明日もまだ無理そうなら来るから……」
彩さんは美晴を見ながらにっこり笑ってくれた。
ほんと心強い存在だ。
「まだどうなるかは今のところわからないですが、もしかしたら明日もお願いする事になるかも知れないです」
「そうよね。私は特に忙しい訳でもないから、気にせず言ってね」
「ありがどうございます。兄貴は知ってますか?」
「…………あ。彼方にはまだ言ってなかったわ」
「じゃぁ、俺から伝えておきます」
「みぃちゃんの事が大事すぎて、すっかり忘れてたわ」
話しながら美晴の部屋へ向かった。
カチャ……
そっとドアを開けると眠ってる美晴が見えた。
「今のうちに点滴やっちゃいますね」
持って帰ってきた点滴を点滴台にセットする。
彩さんは、美晴の腕をそっと捲ってくれた。
チク……
「入った。これで大丈夫かな」
素早く点滴針を固定する。
「日向くん、今日はもう大丈夫かな?」
彩さんが聞いてきた。
「はい。もう呼び出しもないと思います。ほんとありがとうございました」
「お役に立てて良かったわ。またいつでも声かけて?明日もまだ無理そうなら来るから……」
彩さんは美晴を見ながらにっこり笑ってくれた。
ほんと心強い存在だ。
「まだどうなるかは今のところわからないですが、もしかしたら明日もお願いする事になるかも知れないです」
「そうよね。私は特に忙しい訳でもないから、気にせず言ってね」
「ありがどうございます。兄貴は知ってますか?」
「…………あ。彼方にはまだ言ってなかったわ」
「じゃぁ、俺から伝えておきます」
「みぃちゃんの事が大事すぎて、すっかり忘れてたわ」