俺たちの妹・2
〔頑張れよ‼︎〕
〔ひな兄、ありがと〕
ひな兄の言う通り、俺が悪い点取ったら、みぃは気にするよな……
そう思い直して、勉強に集中した。
でも……みぃから連絡がないかな……
なんて思ったりしていてる自分もいたりする。
あれから結局みぃからの連絡はなく……
会えたのは、俺のテスト期間中に、みぃが復活して、登校してきてから……
俺、彼氏なのに何も出来てないじゃん……
そんな、思考が頭の中をぐるぐる巡っていた。
「……い、……い、葵っっ‼︎」
「わっっ‼︎」
突然名前を呼ばれて驚いた。
「もぅ、何回も呼んだのに全然気づいてくれないだもん……葵、疲れてる?」
みぃが心配そうに覗き込んできた。
「あ、ごめんごめん……考え事してた……」
「ほんとに?無理しちゃダメだからね。
かな兄もひな兄も学生の頃は、テスト終わったらよく体調崩してたから……」
「マジで?」
「うん、マジで……だから無理しちゃダメだよ」
「気をつけるよ……」
「しっかり睡眠時間も確保してね」
「うん。それよりみぃ、体調はどうなの?もう大丈夫なの?」
「あ………連絡しなくてごめんね。勉強の邪魔になったらいけないと思って……」
みぃの配慮は有難いけど、あまり嬉しい事じゃないな〜。
〔ひな兄、ありがと〕
ひな兄の言う通り、俺が悪い点取ったら、みぃは気にするよな……
そう思い直して、勉強に集中した。
でも……みぃから連絡がないかな……
なんて思ったりしていてる自分もいたりする。
あれから結局みぃからの連絡はなく……
会えたのは、俺のテスト期間中に、みぃが復活して、登校してきてから……
俺、彼氏なのに何も出来てないじゃん……
そんな、思考が頭の中をぐるぐる巡っていた。
「……い、……い、葵っっ‼︎」
「わっっ‼︎」
突然名前を呼ばれて驚いた。
「もぅ、何回も呼んだのに全然気づいてくれないだもん……葵、疲れてる?」
みぃが心配そうに覗き込んできた。
「あ、ごめんごめん……考え事してた……」
「ほんとに?無理しちゃダメだからね。
かな兄もひな兄も学生の頃は、テスト終わったらよく体調崩してたから……」
「マジで?」
「うん、マジで……だから無理しちゃダメだよ」
「気をつけるよ……」
「しっかり睡眠時間も確保してね」
「うん。それよりみぃ、体調はどうなの?もう大丈夫なの?」
「あ………連絡しなくてごめんね。勉強の邪魔になったらいけないと思って……」
みぃの配慮は有難いけど、あまり嬉しい事じゃないな〜。