俺たちの妹・2
休憩もそこそこにサービスエリアを出ると……
「やっぱ、葵とみぃちゃんは何やっても様になるな」
悠斗の言葉に驚いた。
「え?」
「いや、さっきの二人の内緒話。たわいもない話なんだろうけど、なんか雰囲気あったから……
何話してたの?」
「みぃが帰りは隣に乗せてねって……」
「みぃちゃん、マジ可愛い。そんな事言われたら惚れ直すよな」
「俺のだからね」
二人に忠告すると
「「分かってるって」」
声を合わせて言われてしまった。
その後の車内では楽しい話ばかりだった。
そして着いたみぃの家の別荘。
「すっげ〜っっ‼︎ 外国に来たみたいだ」
悠斗が高いテンションで喋り始めた。
「みぃちゃん……やっぱりお嬢様だな……」
楓も呟いた。
空気もいいし、静かだしみぃが療養するにはもってこいの場所。
子どもの頃は何も思わなかったけど、大人になって来てみると、みぃは夏の間、よくここで療養してたんだなって事がわかった。
ここ数年はおじさんもおばさんも海外にいる事が多かったから、療養でここを使う事はなかったけど、気分転換としてでもこの場所を使うのもいいかも知れない。
「やっぱ、葵とみぃちゃんは何やっても様になるな」
悠斗の言葉に驚いた。
「え?」
「いや、さっきの二人の内緒話。たわいもない話なんだろうけど、なんか雰囲気あったから……
何話してたの?」
「みぃが帰りは隣に乗せてねって……」
「みぃちゃん、マジ可愛い。そんな事言われたら惚れ直すよな」
「俺のだからね」
二人に忠告すると
「「分かってるって」」
声を合わせて言われてしまった。
その後の車内では楽しい話ばかりだった。
そして着いたみぃの家の別荘。
「すっげ〜っっ‼︎ 外国に来たみたいだ」
悠斗が高いテンションで喋り始めた。
「みぃちゃん……やっぱりお嬢様だな……」
楓も呟いた。
空気もいいし、静かだしみぃが療養するにはもってこいの場所。
子どもの頃は何も思わなかったけど、大人になって来てみると、みぃは夏の間、よくここで療養してたんだなって事がわかった。
ここ数年はおじさんもおばさんも海外にいる事が多かったから、療養でここを使う事はなかったけど、気分転換としてでもこの場所を使うのもいいかも知れない。