俺たちの妹・2
いずれ誰かに会うとは思ってたけど、司と会ったな……
ほんとは安定期に入って落ち着いてから俺から言いたかったんだけど、司もきっと分かってくれるだろう。
それより、今腕の中にいる彩が優先だな……
ここ数日で急激に痩せた気がする。
辛いよな………
「おはようございます……あれ?彼方先生ですよね?」
長年勤めていたら、科が違っても看護師には顔は覚えられる……
「おはよ。待ち時間結構あるかな?」
「え〜と…………でも奥様辛そうですよね?中のベッド使って休ませてあげてください」
受付に行くと、俺の腕の中の彩を見て、ベッドに寝かせてもらえる事になった。
「ありがとう。助かるよ」
お礼を言って、俺は診察室の奥にあるベッドに彩を降ろした。
「あら、彼方先生。お久しぶりですね」
産科の助産師に声を掛けられた。
「青山さん、お久しぶりです」
「あら、覚えててくれたんですね。嬉しいわぁ」
「もちろん覚えてますよ。これから、よろしくお願いしますね」
「もちろんですよ。彼方先生の大事なご家族ですもの」
そう言って、彩を暖かい目で見てくれた青山さん。
「でも、少し酷そうね……いつからこんな状態になってるのかしら?」
「そうですよね。今の様な状態になったのは、数日前からなんです」
ほんとは安定期に入って落ち着いてから俺から言いたかったんだけど、司もきっと分かってくれるだろう。
それより、今腕の中にいる彩が優先だな……
ここ数日で急激に痩せた気がする。
辛いよな………
「おはようございます……あれ?彼方先生ですよね?」
長年勤めていたら、科が違っても看護師には顔は覚えられる……
「おはよ。待ち時間結構あるかな?」
「え〜と…………でも奥様辛そうですよね?中のベッド使って休ませてあげてください」
受付に行くと、俺の腕の中の彩を見て、ベッドに寝かせてもらえる事になった。
「ありがとう。助かるよ」
お礼を言って、俺は診察室の奥にあるベッドに彩を降ろした。
「あら、彼方先生。お久しぶりですね」
産科の助産師に声を掛けられた。
「青山さん、お久しぶりです」
「あら、覚えててくれたんですね。嬉しいわぁ」
「もちろん覚えてますよ。これから、よろしくお願いしますね」
「もちろんですよ。彼方先生の大事なご家族ですもの」
そう言って、彩を暖かい目で見てくれた青山さん。
「でも、少し酷そうね……いつからこんな状態になってるのかしら?」
「そうですよね。今の様な状態になったのは、数日前からなんです」