俺たちの妹・2
美晴side…
私の体調も回復へ向かっていたある日、突然かな兄から連絡がきた。
pipipipipi…
〔もしもし〕
〔みぃ?彼方だけど……〕
〔どうしたの?彩さんは元気?〕
〔それなんだけど、彩のツワリがちょっと酷くて……〕
〔え?彩さん大変なの?〕
〔今日点滴をしてもらったんだけど、明日も行かなくちゃ行けないんだ。でも俺、仕事で付き添えないんだ………〕
〔私が付き添っていいの?〕
〔それでお願いの連絡してるんだ。みぃ、付き添ってくれる?〕
〔もちろん。彩さんは私がしんどい時に側にいてくれたんだもん。そのお返しがしたい〕
〔みぃ、ありがとう。彩は今貧血もあって1人で行動するのが危ないんだ。みぃ、支えられるかな?〕
そう言われると正直不安だったりする。
私にはあまり体力も力もないから……
〔分からない〕
〔うん、だから葵も一緒に行ってもらおうと思って。今も一緒にいるだろ?〕
かな兄は、私が今葵と一緒にいる事はお見通しだった。
〔うん。今隣にいるよ〕
そう言って葵に電話を渡した。
「え?かな兄、俺に用事?」
「私と葵に用事なの。」
それから葵はかな兄と電話をし始めた。
pipipipipi…
〔もしもし〕
〔みぃ?彼方だけど……〕
〔どうしたの?彩さんは元気?〕
〔それなんだけど、彩のツワリがちょっと酷くて……〕
〔え?彩さん大変なの?〕
〔今日点滴をしてもらったんだけど、明日も行かなくちゃ行けないんだ。でも俺、仕事で付き添えないんだ………〕
〔私が付き添っていいの?〕
〔それでお願いの連絡してるんだ。みぃ、付き添ってくれる?〕
〔もちろん。彩さんは私がしんどい時に側にいてくれたんだもん。そのお返しがしたい〕
〔みぃ、ありがとう。彩は今貧血もあって1人で行動するのが危ないんだ。みぃ、支えられるかな?〕
そう言われると正直不安だったりする。
私にはあまり体力も力もないから……
〔分からない〕
〔うん、だから葵も一緒に行ってもらおうと思って。今も一緒にいるだろ?〕
かな兄は、私が今葵と一緒にいる事はお見通しだった。
〔うん。今隣にいるよ〕
そう言って葵に電話を渡した。
「え?かな兄、俺に用事?」
「私と葵に用事なの。」
それから葵はかな兄と電話をし始めた。