俺たちの妹・2
桜side…
司を見送って、直ぐに睡魔に襲われた。
再び目を覚ますと、ないはずの人の気配があった。
でも、体は怠くて動かないし誰がいるかなんて分からないけど、きっと司の知り合いだと思う。
そんな事を思いながらまた睡魔に襲われた。
ヒヤ………
おでこに冷たい感触があり、目を開けた。
「あ、桜。起こしちゃったかな?どう具合は……」
目の前に居たのは、司ではなかったけど、私の安心できる人でホッとした。
「ひなにぃ……」
「ん?」
「どして?」
「あぁ……司さんから連絡もらってさ。
丁度俺、休みだったからね」
ひな兄のお休み潰しちゃった……
「ごめんね………」
「ん?気にすることないよ。特にする事もなかったからね」
ひな兄の言葉に救われる。
「ありがとう」
「ふふ。まだ何もしてないけどね。せっかく起きたし、一応熱測っておこうか」
そう言って、体温計を手渡してきたひな兄。
言われるがまま体温計を挟んだ。
「桜もたま〜に体調崩すよな」
「頻度は少ないけどね……」
「確かにな……桜が体調崩したって分かったら、美晴も行きたがるから早く治そうな。今日は美晴には内緒で来たから」
良かった……
みぃにはあまり心配掛けたくないから言いたくなかったんだよね……
流石ひな兄。
「ありがと」
再び目を覚ますと、ないはずの人の気配があった。
でも、体は怠くて動かないし誰がいるかなんて分からないけど、きっと司の知り合いだと思う。
そんな事を思いながらまた睡魔に襲われた。
ヒヤ………
おでこに冷たい感触があり、目を開けた。
「あ、桜。起こしちゃったかな?どう具合は……」
目の前に居たのは、司ではなかったけど、私の安心できる人でホッとした。
「ひなにぃ……」
「ん?」
「どして?」
「あぁ……司さんから連絡もらってさ。
丁度俺、休みだったからね」
ひな兄のお休み潰しちゃった……
「ごめんね………」
「ん?気にすることないよ。特にする事もなかったからね」
ひな兄の言葉に救われる。
「ありがとう」
「ふふ。まだ何もしてないけどね。せっかく起きたし、一応熱測っておこうか」
そう言って、体温計を手渡してきたひな兄。
言われるがまま体温計を挟んだ。
「桜もたま〜に体調崩すよな」
「頻度は少ないけどね……」
「確かにな……桜が体調崩したって分かったら、美晴も行きたがるから早く治そうな。今日は美晴には内緒で来たから」
良かった……
みぃにはあまり心配掛けたくないから言いたくなかったんだよね……
流石ひな兄。
「ありがと」