俺たちの妹・2
葵side…
夏休みが終わって、学校が始まりランチの時間が大切な時間になっていたある日。
みぃの家に遊びに行った。
でも見るからに体調が悪そうなみぃ。
熱がないかを確認するために、そっとおでこに手を当てる。
熱は大丈夫そうだ。
だけど、辛そうなみぃの顔を見るのは俺も辛い………
ベッドで横になるように声をかけながら抱き上げる。
やっぱり軽いな……
ここのところ、体調もあまり優れてなかったし……
仕方ないかな……
話しているうちに、 みぃが俺の事を気にしているのは分かっていた。
でも気にする事なんてないのに。
俺は好きでみぃの側にいるんだから……
だんだん情緒不安定になっていくのが見てとれた。
それなのに「帰って」と言われ、
「そんな状態のみぃを残して帰れない」と諭してみたんだけど、納得がいかなかったみたいで、大胆な行動に出たみぃ。
ひな兄の部屋で今から過ごす時間にあてる本を選んでいたら、突然玄関の音が聞こえた。
ひな兄はこんな時間に帰ってこないし……
部屋から顔を出すと、みぃが出て行くところだった。
俺が帰らないから自分が出て行くと……
まさかの逃亡………
声を掛けたけど、思いとどまってくれなかった。
みぃの家に遊びに行った。
でも見るからに体調が悪そうなみぃ。
熱がないかを確認するために、そっとおでこに手を当てる。
熱は大丈夫そうだ。
だけど、辛そうなみぃの顔を見るのは俺も辛い………
ベッドで横になるように声をかけながら抱き上げる。
やっぱり軽いな……
ここのところ、体調もあまり優れてなかったし……
仕方ないかな……
話しているうちに、 みぃが俺の事を気にしているのは分かっていた。
でも気にする事なんてないのに。
俺は好きでみぃの側にいるんだから……
だんだん情緒不安定になっていくのが見てとれた。
それなのに「帰って」と言われ、
「そんな状態のみぃを残して帰れない」と諭してみたんだけど、納得がいかなかったみたいで、大胆な行動に出たみぃ。
ひな兄の部屋で今から過ごす時間にあてる本を選んでいたら、突然玄関の音が聞こえた。
ひな兄はこんな時間に帰ってこないし……
部屋から顔を出すと、みぃが出て行くところだった。
俺が帰らないから自分が出て行くと……
まさかの逃亡………
声を掛けたけど、思いとどまってくれなかった。