俺たちの妹・2
「二人ともそんな顔してたら、美晴が気にするからいつもの笑顔でお願いしますね」
俺の言葉にハッとした二人は顔を見合わせて苦笑した。
「そうだな。みぃを心配させちゃダメだな」
「みぃちゃんには新と遊んでもらって、また笑顔になってもらえるようにしなくちゃね」
兄貴も彩さんも美晴の笑顔の為にいつもの感じに戻ってくれた。
「ちょっと美晴見てくる」
そう言って、美晴の部屋へ急いだ。
そっとドアを開けると、ベッドで眠る美晴がいた。
少し呼吸が荒い気もする……
おでこに手を当てると、熱はないみたいだった。
手で温めた聴診器をそっと滑らせる。
……やっぱり音が良くないな。
俺は常備してある点滴を美晴の腕に刺した。
これで少し落ち着いてくれるといいんだけどな……
美晴は俺が色々している間一度も目を覚まさなかった。
疲れも溜まってるのかも知れない。
もうすぐ学校も始まるのに大丈夫かな……
俺の言葉にハッとした二人は顔を見合わせて苦笑した。
「そうだな。みぃを心配させちゃダメだな」
「みぃちゃんには新と遊んでもらって、また笑顔になってもらえるようにしなくちゃね」
兄貴も彩さんも美晴の笑顔の為にいつもの感じに戻ってくれた。
「ちょっと美晴見てくる」
そう言って、美晴の部屋へ急いだ。
そっとドアを開けると、ベッドで眠る美晴がいた。
少し呼吸が荒い気もする……
おでこに手を当てると、熱はないみたいだった。
手で温めた聴診器をそっと滑らせる。
……やっぱり音が良くないな。
俺は常備してある点滴を美晴の腕に刺した。
これで少し落ち着いてくれるといいんだけどな……
美晴は俺が色々している間一度も目を覚まさなかった。
疲れも溜まってるのかも知れない。
もうすぐ学校も始まるのに大丈夫かな……