俺たちの妹・2
pipipipipi…
突然、院内専用のPHSが鳴った。
〔はい〕
〔日向先生、今病院ですか?〕
〔そうだけど〕
〔503号室の患者さん発作が起きているんです〕
〔分かった。すぐ行く〕
「すみません、急変の連絡なので、行ってきます」
「分かった。みぃは任せて」
「お願いします」
俺は美晴を司さんと兄貴に任せて、白衣を着て、駆け出した。
病室へ着くと、苦しそうにしている患者さんがいた。
「日向先生、発作が出たみたいで」
「分かった。酸素マスクと、発作止め用意して」
「はい」
「落ち着いてくださいね。ゆっくり息出来ますか〜?
ゆっくりですよ〜。吸って〜吐いて〜」
そう声を掛けながら、看護師が用意してくれた酸素マスクを付けて、点滴を刺す。
少し落ち着いてきた頃を見計らって聴診器を取り出す。
まだ音は悪いけど、少しずつ治ってきてる。
「大丈夫ですからね。暫くこれで様子見ましょうね。酸素マスクは付けておいてくださいね」
そう言って病室を出た。
「ありがとうございました」
「いや、まだ不安定だから様子見よろしくね」
「はいっ‼︎」
俺はその言葉を聞いて、司さんの診察室へ戻った。
突然、院内専用のPHSが鳴った。
〔はい〕
〔日向先生、今病院ですか?〕
〔そうだけど〕
〔503号室の患者さん発作が起きているんです〕
〔分かった。すぐ行く〕
「すみません、急変の連絡なので、行ってきます」
「分かった。みぃは任せて」
「お願いします」
俺は美晴を司さんと兄貴に任せて、白衣を着て、駆け出した。
病室へ着くと、苦しそうにしている患者さんがいた。
「日向先生、発作が出たみたいで」
「分かった。酸素マスクと、発作止め用意して」
「はい」
「落ち着いてくださいね。ゆっくり息出来ますか〜?
ゆっくりですよ〜。吸って〜吐いて〜」
そう声を掛けながら、看護師が用意してくれた酸素マスクを付けて、点滴を刺す。
少し落ち着いてきた頃を見計らって聴診器を取り出す。
まだ音は悪いけど、少しずつ治ってきてる。
「大丈夫ですからね。暫くこれで様子見ましょうね。酸素マスクは付けておいてくださいね」
そう言って病室を出た。
「ありがとうございました」
「いや、まだ不安定だから様子見よろしくね」
「はいっ‼︎」
俺はその言葉を聞いて、司さんの診察室へ戻った。