俺たちの妹・2
コンコンコン
「はい、どうぞ」
お昼過ぎにみぃがやって来た。
「こんにち……え?どうして?」
ドアを開けると、葵と楓が居ることに驚いてる。
「実習先、ここの病院でさ、受け持ってもらう先生が司さんだった」
「そうなんだ。こんな偶然あるんだね」
みぃは、にっこり笑いながら診察室に入ってきた。
「みぃ、座ってね」
「はぁい」
いつも通り診察を進めていく。
検温、血圧、聴診、貧血具合、脈拍……
少し、脈が早いな……
「みぃ、息苦しくない?」
「……うん、大丈夫だよ」
これで大丈夫なのはおかしいと思うけど、みぃも戸惑っているから、本当なんだろうな……
「う〜ん、ちょっと脈が早いんだよね……みぃは大丈夫でもちょっと心配だから、少し検査してみようか……」
「ひな兄にも似たようなこと、朝言われたからそんな気がしてた。私良くないのかな……」
不安そうなみぃ。
「大丈夫だよ。念のためだからね」
「うん…………」
俯いたみぃ。
みぃの不安を煽ってしまったかも知れない。
「みぃ、大丈夫。俺も一緒に居るから。みぃは一人じゃないよ」
葵の言葉にふと顔を上げたみぃ。
「葵も一緒に居てくれる?」
「もちろん」
「はい、どうぞ」
お昼過ぎにみぃがやって来た。
「こんにち……え?どうして?」
ドアを開けると、葵と楓が居ることに驚いてる。
「実習先、ここの病院でさ、受け持ってもらう先生が司さんだった」
「そうなんだ。こんな偶然あるんだね」
みぃは、にっこり笑いながら診察室に入ってきた。
「みぃ、座ってね」
「はぁい」
いつも通り診察を進めていく。
検温、血圧、聴診、貧血具合、脈拍……
少し、脈が早いな……
「みぃ、息苦しくない?」
「……うん、大丈夫だよ」
これで大丈夫なのはおかしいと思うけど、みぃも戸惑っているから、本当なんだろうな……
「う〜ん、ちょっと脈が早いんだよね……みぃは大丈夫でもちょっと心配だから、少し検査してみようか……」
「ひな兄にも似たようなこと、朝言われたからそんな気がしてた。私良くないのかな……」
不安そうなみぃ。
「大丈夫だよ。念のためだからね」
「うん…………」
俯いたみぃ。
みぃの不安を煽ってしまったかも知れない。
「みぃ、大丈夫。俺も一緒に居るから。みぃは一人じゃないよ」
葵の言葉にふと顔を上げたみぃ。
「葵も一緒に居てくれる?」
「もちろん」