俺たちの妹・2
葵の実習が終わった次の日、私と葵は、華ちゃんと悠斗くんにお礼がしたくて、2人を私の家でランチに招待した。


私に出来る事って限られてるから、出来る範囲でお礼がしたかった。


ピンポーン

2人が来たみたい。

「上がってきて」

葵が対応してくれた。



暫くしたら、

「「お邪魔しま〜す」」

と2人の声が聞こえた。

「いらっしゃい」

2人を出迎えると2人ともにっこり笑ってくれた。

「みぃちゃん、ありがとね」

「みぃちゃんのお家、去年以来だな〜」

2人は嬉しそうにしてくれていた。


「ゆっくりしていってね。葵、飲み物お願いね」

「オッケー」

2人でキッチンへ戻るとランチの準備を再開した。

準備を進めていると


「なんか既に新婚さんの雰囲気出てるよね」

華ちゃんがビックリする発言をした。

「分かる分かる。2人でキッチンにいる姿なんて尚更そうさう見えるよね」

悠斗くんも便乗してる。

「マジで?それは嬉しいな〜」

葵は嬉しそうに喜んでいた。

でも私なんかと結婚したら大変なだけなのに……

そう思うから、何も言えなかった。
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