俺たちの妹・2
*芽生える気持ち
葵side…
胃腸炎から復活したみぃは、また大学へ通いだした。
大学へ通ううちに、俺とみぃの関係は少しずつ学生達に知れ渡っていっていた。
キャンパス内をみぃと手を繋いで歩いていると
「葵、おはよ」
実習で同じだった仁が声をかけてきた。
「仁、おはよ」
「みぃちゃんもおはよ」
「仁くんおはよ」
仁とみぃは、俺の実習が終わった後すぐに対面して、顔見知り程度にはなっている。
みぃも俺の友達だということで、安心している部分もあるんだろうな……
みぃの笑顔を見て、ほんのり赤くなっている仁の脇腹を肘打ちした。
「っっ‼︎ いてっ‼︎ 葵っ‼︎ ごめんって」
仁は笑いながら俺の肘打ちを食らっていた。
「あ、葵……突然そんな事しちゃだめだよ……」
みぃは俺の肘打ちの意味を分かってない。
「「……………」」
「俺だからいいけどさ……これ、葵との関係知らなかったらイチコロじゃん?
みぃちゃん自覚持った方がいいんじゃない?」
仁は俺に耳打ちをした。
「そんなのとっくの昔から分かってるよ。でもみぃは全く自覚ないから……だから心配なんだよ」
「そりゃ心配にもなるな……」
俺たちがコソコソ話してる間にも、みいは男女問わず挨拶されていた。
大学へ通ううちに、俺とみぃの関係は少しずつ学生達に知れ渡っていっていた。
キャンパス内をみぃと手を繋いで歩いていると
「葵、おはよ」
実習で同じだった仁が声をかけてきた。
「仁、おはよ」
「みぃちゃんもおはよ」
「仁くんおはよ」
仁とみぃは、俺の実習が終わった後すぐに対面して、顔見知り程度にはなっている。
みぃも俺の友達だということで、安心している部分もあるんだろうな……
みぃの笑顔を見て、ほんのり赤くなっている仁の脇腹を肘打ちした。
「っっ‼︎ いてっ‼︎ 葵っ‼︎ ごめんって」
仁は笑いながら俺の肘打ちを食らっていた。
「あ、葵……突然そんな事しちゃだめだよ……」
みぃは俺の肘打ちの意味を分かってない。
「「……………」」
「俺だからいいけどさ……これ、葵との関係知らなかったらイチコロじゃん?
みぃちゃん自覚持った方がいいんじゃない?」
仁は俺に耳打ちをした。
「そんなのとっくの昔から分かってるよ。でもみぃは全く自覚ないから……だから心配なんだよ」
「そりゃ心配にもなるな……」
俺たちがコソコソ話してる間にも、みいは男女問わず挨拶されていた。