俺たちの妹・2
葵side…
「今日はちょっと遅くなったな……」
最近日課になっている図書館通いの後、本屋に寄ったら意外と遅くなってしまった。
急いで家路に急いだ。
「ただいま〜」
玄関を開けるとリビングから賑やかな声が聞こえてきた。
誰か来てるのかな?……
そんな事を思いながらリビングへ足を進める。
カチャ……
「ただいま……え?………みぃ?」
リビングの光景を見て驚いた。
みぃとひな兄が俺の家族と楽しそうに食卓を囲んでいたから……
「あ……葵……おかえり…」
みぃは、はにかんだ。
「みぃちゃん、薄情な子はほっておいていいのよ」
「え……」
母さんは怒ってる感じだった。
俺、母さんの機嫌損ねてるかも……
ヤバいな……
「最近あまり母さんと話してなかっただろ?母さん機嫌わるいよ」
兄貴が俺に耳打ちした。
マジか〜……
勉強とはいえ、少し母さんに構わなかったもんな……
参ったな……
「葵、春子さんのご機嫌取っとけよ」
ひな兄は、キッチンに行くついでに俺に耳打ちした。
とりあえず俺は、カバンを自分の部屋へ置いて、再びリビングへ向かった。
「みぃ……」
そっとみぃに声を掛けると、
「勉強お疲れ様。捗った?」
みぃは普通に聞いてきた。
「あぁ。結構捗ったよ」
「そりゃ、彼女も母親もほっておいて勉強してるんだもの。捗らない訳ないわよね」
最近日課になっている図書館通いの後、本屋に寄ったら意外と遅くなってしまった。
急いで家路に急いだ。
「ただいま〜」
玄関を開けるとリビングから賑やかな声が聞こえてきた。
誰か来てるのかな?……
そんな事を思いながらリビングへ足を進める。
カチャ……
「ただいま……え?………みぃ?」
リビングの光景を見て驚いた。
みぃとひな兄が俺の家族と楽しそうに食卓を囲んでいたから……
「あ……葵……おかえり…」
みぃは、はにかんだ。
「みぃちゃん、薄情な子はほっておいていいのよ」
「え……」
母さんは怒ってる感じだった。
俺、母さんの機嫌損ねてるかも……
ヤバいな……
「最近あまり母さんと話してなかっただろ?母さん機嫌わるいよ」
兄貴が俺に耳打ちした。
マジか〜……
勉強とはいえ、少し母さんに構わなかったもんな……
参ったな……
「葵、春子さんのご機嫌取っとけよ」
ひな兄は、キッチンに行くついでに俺に耳打ちした。
とりあえず俺は、カバンを自分の部屋へ置いて、再びリビングへ向かった。
「みぃ……」
そっとみぃに声を掛けると、
「勉強お疲れ様。捗った?」
みぃは普通に聞いてきた。
「あぁ。結構捗ったよ」
「そりゃ、彼女も母親もほっておいて勉強してるんだもの。捗らない訳ないわよね」