俺たちの妹・2
「みぃ………」
葵が私の前にしゃがんだ。
「やだ」
「ハハ、まだ何も言ってないよ」
「でも明日から安静にっていうんでしょ?」
自分で言ってて悲しくなってきた。
「そうだね」
「どうして……私無理してない……」
私の言葉に葵はつーくんに視線を送った。
「最近の検診でもずっと言ってるけど、みぃの体はちょっと無理してる状態なんだよ。みぃにそのつもりがなくてもね」
私が反論出来ないように言葉を紡ぐつーくん。
「幸い、今月から冬休みに入るし、少し早めても問題ないと思うんだ。
今のみぃには休息が必要って事だよ。
それと、毎日点滴を受けに来て欲しい」
「家じゃだめなの?」
病院へはあまり行きたくない……
「今回はみぃが動けるんだから家はダメ。起き上がれないくらい辛くて、病院まで行くのも一人じゃ無理なら家でもいいよ?」
私、そんな状態じゃないからダメか……
「点滴受けたら良くなる?」
「今の状態より良くなる為には、治療が必要だよ」
「………わかった」
ほんとは嫌だけど、私の返事を聞いて、つーくんと葵がホッと息を吐いたから、
良かった……
葵が私の前にしゃがんだ。
「やだ」
「ハハ、まだ何も言ってないよ」
「でも明日から安静にっていうんでしょ?」
自分で言ってて悲しくなってきた。
「そうだね」
「どうして……私無理してない……」
私の言葉に葵はつーくんに視線を送った。
「最近の検診でもずっと言ってるけど、みぃの体はちょっと無理してる状態なんだよ。みぃにそのつもりがなくてもね」
私が反論出来ないように言葉を紡ぐつーくん。
「幸い、今月から冬休みに入るし、少し早めても問題ないと思うんだ。
今のみぃには休息が必要って事だよ。
それと、毎日点滴を受けに来て欲しい」
「家じゃだめなの?」
病院へはあまり行きたくない……
「今回はみぃが動けるんだから家はダメ。起き上がれないくらい辛くて、病院まで行くのも一人じゃ無理なら家でもいいよ?」
私、そんな状態じゃないからダメか……
「点滴受けたら良くなる?」
「今の状態より良くなる為には、治療が必要だよ」
「………わかった」
ほんとは嫌だけど、私の返事を聞いて、つーくんと葵がホッと息を吐いたから、
良かった……