俺たちの妹・2
次の日の放課後。
葵と一緒にやって来たみぃ。
ん?少し顔色が悪い?
「こんにちは司さん」
「こんにちは。葵、みぃどうした?」
「少し車酔いです」
「あの距離で?」
「はい、あの距離でです」
「そっか……みぃ、体調昨日より悪くなってるよね?」
俺の言葉に涙目で小さく頷いたみぃ。
「みぃに病院へ行きながら少し話たんですが、あまり体調良くなかったみたいで、ずっとソファーやベッドで横になって過ごしてたみたいです」
「そんな体で車に揺られたからあの距離で酔ったんだね」
葵と俺の視線に耐えられなくなったみぃは俯いた。
「とりあえず、診察させて?」
俺の言葉にコクリとは頷くと、みぃは服を少しあげた。
音は悪くないけど、少し心拍が早いな……
みぃと視線を合わせて、下瞼を下げる。
「みぃ………」
葵が思わず呟いた。
葵の気持ちも分からなくない程、真っ白だった。
「みぃ、どこが辛いか教えて?」
優しく問いかけると
「少し怠くて……気分が悪いの…」
「ん、よく言えたね。貧血が強く出始めてるから、無理はだめだよ」
「うん……」
「じゃぁ、点滴しよう。点滴室まで行ける?」
いつもは緊急性の多いみぃだから、診察室で受けることも多いけど、今日は歩いてここまでやって来れたから、点滴室でゆっくり受けた方がいい。
「うん、大丈夫……」
葵と一緒にやって来たみぃ。
ん?少し顔色が悪い?
「こんにちは司さん」
「こんにちは。葵、みぃどうした?」
「少し車酔いです」
「あの距離で?」
「はい、あの距離でです」
「そっか……みぃ、体調昨日より悪くなってるよね?」
俺の言葉に涙目で小さく頷いたみぃ。
「みぃに病院へ行きながら少し話たんですが、あまり体調良くなかったみたいで、ずっとソファーやベッドで横になって過ごしてたみたいです」
「そんな体で車に揺られたからあの距離で酔ったんだね」
葵と俺の視線に耐えられなくなったみぃは俯いた。
「とりあえず、診察させて?」
俺の言葉にコクリとは頷くと、みぃは服を少しあげた。
音は悪くないけど、少し心拍が早いな……
みぃと視線を合わせて、下瞼を下げる。
「みぃ………」
葵が思わず呟いた。
葵の気持ちも分からなくない程、真っ白だった。
「みぃ、どこが辛いか教えて?」
優しく問いかけると
「少し怠くて……気分が悪いの…」
「ん、よく言えたね。貧血が強く出始めてるから、無理はだめだよ」
「うん……」
「じゃぁ、点滴しよう。点滴室まで行ける?」
いつもは緊急性の多いみぃだから、診察室で受けることも多いけど、今日は歩いてここまでやって来れたから、点滴室でゆっくり受けた方がいい。
「うん、大丈夫……」