俺たちの妹・2
葵side…
みぃの体調があまり良くない。
どこがと言われたら困るんだけど、検診の度に司さんも頭を抱えてるから、俺が感じている事は間違っていないと思う。
12月に入って最初の検診で、少し早めに冬休みに入る様に言われたみぃ。
みぃのカルテを覗き込むと、標準値より低い数字がズラッと並んでいた……
司さんとなんとか説得して、次の日から休む事にした。
まだ自力で移動出来るみぃは、点滴室へ足を運び、点滴をしてもらった。
「司さん、俺今日みぃの側に居ます。何だか不安で……」
「うん、俺も誰か側に居てくれる方がいいな……日向、今日帰って来れるのかな……後でみぃに聞いてみよう」
「はい。もし、夜勤なら俺泊まります」
「…………大丈夫だとは思うけど、襲うなよ」
「っっ‼︎ こんな状態のみぃを襲える訳ないじゃないですかっっ‼︎」
思わず司さんに怒ってしまった。
「ハハ。だよな〜。ちょっと数値が悪すぎるもんな……」
二人でベッドに横たわるみぃを見つめた。
どこがと言われたら困るんだけど、検診の度に司さんも頭を抱えてるから、俺が感じている事は間違っていないと思う。
12月に入って最初の検診で、少し早めに冬休みに入る様に言われたみぃ。
みぃのカルテを覗き込むと、標準値より低い数字がズラッと並んでいた……
司さんとなんとか説得して、次の日から休む事にした。
まだ自力で移動出来るみぃは、点滴室へ足を運び、点滴をしてもらった。
「司さん、俺今日みぃの側に居ます。何だか不安で……」
「うん、俺も誰か側に居てくれる方がいいな……日向、今日帰って来れるのかな……後でみぃに聞いてみよう」
「はい。もし、夜勤なら俺泊まります」
「…………大丈夫だとは思うけど、襲うなよ」
「っっ‼︎ こんな状態のみぃを襲える訳ないじゃないですかっっ‼︎」
思わず司さんに怒ってしまった。
「ハハ。だよな〜。ちょっと数値が悪すぎるもんな……」
二人でベッドに横たわるみぃを見つめた。