俺たちの妹・2
小林先生の問いかけに小さく頷いた美晴。
「あの時結構酷い発作だったんだ。熱も出てきちゃうし、発作も治らなくて…みぃちゃんの体に酸素が届かなくなってきていたから、挿管したんだよ」
小林先生は、何があったのか美晴に説明してくれていた。
「…………」
美晴は何かを言おうと口をパクパクさせた。
「あ、のど乾いてるかな?お口少し開けてくれたら、ストローから飲もうか」
小さなコップに水を入れて、ストローを挿して美晴に飲ませてくれた。
コクコク……
「…………いっくん、ありがとう」
「みぃちゃん、意識戻って良かったよ」
「……ごめんね」
「……まずは熱を下げよう」
小林先生の言葉に小さく頷いた美晴は辛そうだった。
この時から、これから起こるであろう出来事が予想できていたのかも知れない。
「あの時結構酷い発作だったんだ。熱も出てきちゃうし、発作も治らなくて…みぃちゃんの体に酸素が届かなくなってきていたから、挿管したんだよ」
小林先生は、何があったのか美晴に説明してくれていた。
「…………」
美晴は何かを言おうと口をパクパクさせた。
「あ、のど乾いてるかな?お口少し開けてくれたら、ストローから飲もうか」
小さなコップに水を入れて、ストローを挿して美晴に飲ませてくれた。
コクコク……
「…………いっくん、ありがとう」
「みぃちゃん、意識戻って良かったよ」
「……ごめんね」
「……まずは熱を下げよう」
小林先生の言葉に小さく頷いた美晴は辛そうだった。
この時から、これから起こるであろう出来事が予想できていたのかも知れない。