俺たちの妹・2
「………分かった。ちょっとごめんね」
そう言い終えてから、ひょいっと抱き上げられた。
「俺じゃ不満だろうけど、ここで戻しちゃったら嫌でしょ?」
そう言って、トイレまで運んでくれた。
医学部の生徒さんだけあって、体調不良の人への対応が自然だった。
「もう我慢しなくていいよ……」
その言葉を聞いた途端、吐き気がさらに込み上げてきて……
ケホケホ……ケホケホ……ハァハァ
オェ…オェェ……
一気に戻してしまった。
「全部出していいよ」
優しい楓くんの声に、甘えてしまった……
ほんとはダメなのに………
ごめんね、楓くん………
ズルズルと体が沈むのが分かる………
「おっと……力尽きちゃったかな……」
楓くんは、沈んでいく私の体を受け止めてくれた。
そう言い終えてから、ひょいっと抱き上げられた。
「俺じゃ不満だろうけど、ここで戻しちゃったら嫌でしょ?」
そう言って、トイレまで運んでくれた。
医学部の生徒さんだけあって、体調不良の人への対応が自然だった。
「もう我慢しなくていいよ……」
その言葉を聞いた途端、吐き気がさらに込み上げてきて……
ケホケホ……ケホケホ……ハァハァ
オェ…オェェ……
一気に戻してしまった。
「全部出していいよ」
優しい楓くんの声に、甘えてしまった……
ほんとはダメなのに………
ごめんね、楓くん………
ズルズルと体が沈むのが分かる………
「おっと……力尽きちゃったかな……」
楓くんは、沈んでいく私の体を受け止めてくれた。