俺たちの妹・2
「葵と……お友達かな?
連れてきてくれありがとな」
「みぃはどんな様子ですか?」
「前回の検診では問題なかったんだけど、こうも急に悪くなるのは珍しいかな……何か原因知らない?」
「さっき俺らも話してたんですけど、1人の女の子が関わってるんじゃないかと……」
「………………女の子?」
「葵の事を、好意的に見てる子です」
楓がすかさず答えてくれた。
「………………ほんとみぃは頼らないよな」
楓の言葉だけで何かを察したのか、司さんは渋い顔をしていた。
「俺、その子とみぃが接触してるなんて全然気付かなくって……
すみません」
「葵が謝ることはないよ。葵にバレないように仕組んでただろうし……
ただ……………」
「「ただ?」」
「みぃにストレスがかかり過ぎてる……
だから、今回吐き気という形で体に現れたんだと思う」
連れてきてくれありがとな」
「みぃはどんな様子ですか?」
「前回の検診では問題なかったんだけど、こうも急に悪くなるのは珍しいかな……何か原因知らない?」
「さっき俺らも話してたんですけど、1人の女の子が関わってるんじゃないかと……」
「………………女の子?」
「葵の事を、好意的に見てる子です」
楓がすかさず答えてくれた。
「………………ほんとみぃは頼らないよな」
楓の言葉だけで何かを察したのか、司さんは渋い顔をしていた。
「俺、その子とみぃが接触してるなんて全然気付かなくって……
すみません」
「葵が謝ることはないよ。葵にバレないように仕組んでただろうし……
ただ……………」
「「ただ?」」
「みぃにストレスがかかり過ぎてる……
だから、今回吐き気という形で体に現れたんだと思う」