♀⇔♂
生徒会室______



『で、何を話していたんだ??』



「いやぁ。なんでもないよ。」



大きなテーブルに4人で座って昼ご飯を食べていた。



『そう。ならいいんだがな・・・。』



その後は、たわいない話をしていた。





食べ終わると、仕事にかかった。



一樹と真咲は、予算案。



宏実は、資料作り



絢は、アンケートをまとめていた。



宏実が忙しそうに働いて、テーブルからはみ出ていた一樹のかばんに当たってしまった。



中のものが出てしまった。



宏実は、中のあるものに気づいた。



『おい!!一樹どういうつもりだ!!』



一樹は、テーブルの上にあった大量の紙から顔を出した。



「それは!!!!」急いで紙を取ろうとしたが、宏実に上に上げられ、背の高い宏実には敵わなかった。



『きっちり言ってもらおうか??和来ちゃん???』最後のほうは怒っていた。





「というわけで。」



『なんでそんなこと隠してたんだよ!!』宏実が大声で言った。



『まぁまぁ落ち着いて。何かわけでもあるんじゃないの??』絢がフォローにかってでた。



「最近、忙しそうで。しかも、さっき創立祭のためだって。迷惑かけづらいじゃん。やっぱりさぁ。」



『全く。いいんだよ。創立祭よりもお前のほうが大事だから。これからは、頼ってよ?』宏実は、頭をかきながら言った



「うん。ごめん。」



『今日は、終わりにしよっかぁ。』真咲が言った。



『そうだな。気にするな!すぐに片は付くから。』宏実は意味深なことを言った。



特に気にもとめなかった。



「それじゃ。バイバイ」生徒会室を出て行った。
< 18 / 30 >

この作品をシェア

pagetop