遠い記憶の中で
私は彼女の後を追った。


彼女はそのまま外へ飛び出し、走り去っていった。


私も後を追って走り、彼女は大通りの方へ。


嫌な予感がした私は何度も彼女の名前を呼んだ。



彼女は走ることを止めず、そのまま大型トラックが彼女の命を奪ったのだった。



また、封印したい記憶ができてしまったのだった。



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