隣の部屋の春樹くん

翌日私は、病院に行き、春樹君に会った。
「春樹君？」
「何しに来た！？出て行け！聞いてなかったのか！？僕と君は赤の他人だ！もう僕にかかわ‥」
「春樹君！」
私は春樹君の言葉をさえぎり言った。
「春樹君。覚えてる？私に言ってくれた言葉。『一人で抱え込まないで僕に頼って？君は一人じゃないんだから』私ねとっても安心したの。心の中暖かくなった。だからね今度は私が安心させる番なの。春樹君。一人で抱え込まないで私を頼って？春樹君は一人じゃないんだから。春樹君には私がついてるから。春樹君が泣きたいときは私も一緒に泣いてあげる。春樹君が苦しい時はその苦しみを分け合おう？そしたら苦しみは半分だけになるでしょ？私は春樹君とずっと一緒にいる気だよ」
春樹君の手を握りながら言ったら、春樹君は泣いた。
そして、今まで苦しかったこと辛かったこと全部話してくれた。