君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
連れてこられたのは、だれもいない裏庭。

裏庭にある大きな木は、桜が完全に散って、緑に変わっている。


・・・・・・俺の片想いしてるやつ・・・・・・てか、一之瀬の顔・・・・・・まともに見るの初めてかも・・・・・・。

超緊張する・・・・・・。


「・・・・・・急に呼び出して・・・ごめんなさい。」

「・・・・・・あ、大丈夫だ・・・・・・。」


・・・・・・話の内容がすっげえ気になる。


「・・・・・・で、話って?」

「・・・・・・あ、あの・・・・・・私・・・・・・高橋君のことが・・・・・・好きです・・・・・・。」

「・・・・・・え?」
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