君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
君に贈る愛~綾羽~
[綾羽SIDE]




















「・・・・・・ん・・・・・・。」


目を覚ますと、そこは真っ白な景色。

あたりがぼやけていて、何も見えない・・・・・・。

・・・・・・わかった。

ここはきっと・・・天国なんだ・・・・・・。


見慣れない景色・・・・・・。

知らない場所・・・・・・。

一人ぼっちで、すごく寂しい・・・・・・。

でも、ここにいたらきっと、こーたお兄ちゃんに会える・・・・・・。

こーたお兄ちゃんを探そうと思って、立ち上がると・・・・・・。


「・・・・・・綾羽?!」

「・・・・・・え・・・・・・。」


後ろから名前を呼ばれて、びっくりして振り返ると・・・・・・。
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