君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
「・・・・・・あ、あの・・・・・・流也!手・・・・・・!」

「・・・・・・ゲーセン着いたぞ。」

「あ・・・・・・。」


流也は、プリクラ機を適当に選んで入ると、私の手をすっと離した。


「・・・・・・。」


流也・・・・・私が恋人つなぎされるの嫌だと思って、手離したのかな・・・・・・?

なんかちょっと、申し訳ない気持ちになったなぁ・・・・・・。


「でさ、綾羽。俺・・・・・・操作のやり方とかわからねぇんだけど。」

「あ・・・・・・大丈夫。私が操作するね。」


ボタンを押して、撮影が始まる。

うわぁ・・・・・・緊張してきた・・・・・・!

本当に・・・・・・好きな人と一緒に写真撮るのって、こんなに緊張するの・・・・・・?!



『3・・・・・・2・・・・・・1・・・・・』



パシャッ!!!



「お・・・・・・おい!綾羽?!」
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