君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
心の傷
・・・・・・今、綾羽が言った言葉は・・・・・・何なんだ・・・・・・?
・・・・・・なんか・・・・・・別れの言葉みたいに聞こえるんだけど・・・・・・。
さっきもずっと、目に涙ためて・・・・・・態度おかしかったし・・・・・・。
ま、まさか・・・・・・別れるなんて、そんなわけないよな・・・・・・?
「・・・・・・あ、綾羽・・・・・・?も、もう・・・・・・暗くなってきたから帰るって意味か?」
「・・・・・・。」
「・・・・・・じゃあ・・・・・・駅まで送るから、今日は帰るか。また明日・・・・・・学校で会おう・・・・・・。」
「・・・・・・ううん。」
綾羽は首を横に振った。
「・・・・・・そういう意味じゃなくて・・・・・・関係を終わろうって意味・・・・・・。」
「・・・・・・え・・・・・・?」