君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
綾羽が走り去っていく。

俺は、綾羽の後を必死に追いかけたけど・・・・・・曲がり角をまがったときには・・・・・・綾羽はもういなかった・・・・・・。


「・・・・・・。」


俺・・・綾羽にふられたのか・・・・・・?

なんで急にふったんだ・・・・・・?

しかも俺は・・・・・・浮気相手?

ただの遊び道具?


・・・・・・綾羽は・・・・・・あんなひどいことするやつじゃない。

俺のこと・・・好きだって言ってくれた。

いつも・・・・・・俺のことを目で追いかけていた・・・・・・。

なのになんで・・・・・・こんな急な形でふられたんだ・・・・・・?


「・・・・・・けんな・・・・・・・。」


俺は浮気相手・・・・・・?

・・・・・・ふざけんな・・・・・・。


「・・・・・・ふざけんな・・・・・・!!!」


俺は、怒りのあまり、思いっきり叫んだ。


・・・・・・あのデートが・・・・・・最初で最後だったんだ・・・・・・。



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