君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
でも、私は・・・・・・涙を流すために、流也を好きになったわけじゃない。

嫌いになるために、流也を好きになったわけじゃない。

後悔するために、流也をすきになったわけじゃない。

辛い想いをするために、流也を好きになったわけじゃない。


泣くほど苦しくて・・・・・・。

でも、できるだけ、笑っていたくて・・・・・・。

それでも、私は・・・・・・相手が流也だから、涙が溢れて止まらないの・・・・・・。


泣くほど、流也が好き・・・・・・。

相手が流也だから、流也を好きになったの・・・・・・。


こんなに誰かを想ったのは、初めてだから・・・・・・素直になる方法とか、わからなかった・・・・・・。

ただ、こんなにも苦しく、流也だけを想い続けていたの・・・・・・。

流也と別れても、流也以外の人を好きになる方法なんて、わからない・・・・・・。

もう、私の恋はきっと、これでおしまいだ・・・・・・。




その日から私は・・・・・・徐々に、記憶を失っていった・・・・・・。
< 48 / 172 >

この作品をシェア

pagetop