君と恋した記憶~どんなに遠くても、君が好きだ~
「お兄ちゃん、どうしたの?」

「ちい、また明日、見舞いに来るから。今日はもう帰るな。じゃあな。」

「うん、バイバイ。」


俺は、ちいの病室を飛び出して、急いで家に帰った。




・・・・・・今すぐ、綾羽に逢いたい。

綾羽に好きだと言いたい。

綾羽に逢いたくて、たまらない・・・・・・。


俺はずっと、綾羽のことばかり考えていた・・・・・・。


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