4番青年の快走
小麦
やっぱもう1回言うけど朔はやめろ。お願い。お願いします。あとだまってたけど出会う前からお前が俺のこと見てんの知ってた。バレてっから。ベタぼれもバレてっからな。
でもいちおう言っとくけど、たぶんお前はよけいなお世話って怒ると思うけどいちおう言っとく。俺よりいい人みつけろよ。まあいるか分かんねえけど。朔以外で。それならゆるす。イヤいるか分かんねえけどなそんな男。
まあいいや。ありがとう小麦。
悠真
説得力ねえけどお前死ぬなよ。ためしにもうちょっとだけ生きててみ。俺からのアドバイス。でももし死んでも追い返すから命令な。生きとけ。とりあえず。
紅音さんあたりにまかせた。こいつのこと見張っててやってください。
楽しいことあるからマサユキとかヒロとかと仲良くしとけよ。クソナマイキでムカつくヤツだったけど気に入ってたよ、お前。かわいいところあったし。タバコとかよく買いに行かせたな。ありがとう。
紅音さん
紅音さんにはなんかいっぱい殴られました。紅音さんは俺のこと空気よめないって言うけど、俺はよんだうえでなごませようとしてただけで。本当に。本当っす。
けどそのぶんいっぱいなでられた記憶ある。禿げるかと思った。でもあれけっこう、ほっとするから悠真とかにもしてあげて。ついでに禿げさせてやってもいいです。
俺の頼みごと、いっぱい聞いてくれてありがとう。紅音さん。
あとは何だろ。
俺の部屋にだれかのAVおいてあるから持ち主持って帰っていいよ。JKとナースのやつ。俺のシュミじゃねえ俺のじゃねえ。
あと俺のバイク誰かにあげる。超絶かっけえからだいじにしろ。丁重にあつかえ。あれで事故ったらばけてでてやる。誰か使えよぜったい。