【短編】甘い罠
傾きかけた太陽がオレンジの光を音楽室に入れる。


いつもなら輝いて見えるその光も、今日は何故か寂しく感じた。


暗くなる前に帰らなきゃ。


そう思って私は荷物を持って家に帰った。









“明日になれば何事もなかったように顔出すんだよね”







なんて考えてる自分がソコにはいた―・・・。
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