家 庭 教 師 。~2時間だけの恋心~
翔side
いや、まさかあそこまで頭が悪いとは思わなかった。
ある日、俺の友人から電話が来た。
************
『お前、家庭教師できるよな!!』
電話を取った途端そう言われ、俺は思わず切ってしまいそうになった。
『おーい、翔!聞こえてんだろ返事しろよ〜。』
「聞こえてる。」
『うん、だったら返事して〜?てか出来るっしょ?家庭教師!!』
その頃、大学の方はだいぶ落ち着いている時期でちょうど何かバイトを探しているところだった。
「別にいいけど…」
『よし!じゃぁオッケーって言っとくわ!』
友人はそういうとそそくさと電話を切った。
……何だったんだよ。
切れた電話を見ながらため息を漏らした俺に3分もしないうちにまたバイブが鳴り出した。
画面をスライドさせると、どうやらメールのようだ。
『ごめん!大事なこと言うの忘れてた!
その子、俺の親戚でさ、俺よりも勉強できないんだ!
絵ばっかり描いてるから。
だから、翔が勉強できるようにしてあげて!!
来週の水曜日からだって!
空いてなかった木曜日でもいいよって!
それはまた俺に言ってね!
勉強できないけど、結構可愛い子だよ。笑
時給もいいと思う!!笑笑』
と言う、先ほどまで電話していた本人からのメールだ。
3分でよくこんなに文字打ったな。
てか、
「びっくりマーク多すぎ………」
ある日、俺の友人から電話が来た。
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『お前、家庭教師できるよな!!』
電話を取った途端そう言われ、俺は思わず切ってしまいそうになった。
『おーい、翔!聞こえてんだろ返事しろよ〜。』
「聞こえてる。」
『うん、だったら返事して〜?てか出来るっしょ?家庭教師!!』
その頃、大学の方はだいぶ落ち着いている時期でちょうど何かバイトを探しているところだった。
「別にいいけど…」
『よし!じゃぁオッケーって言っとくわ!』
友人はそういうとそそくさと電話を切った。
……何だったんだよ。
切れた電話を見ながらため息を漏らした俺に3分もしないうちにまたバイブが鳴り出した。
画面をスライドさせると、どうやらメールのようだ。
『ごめん!大事なこと言うの忘れてた!
その子、俺の親戚でさ、俺よりも勉強できないんだ!
絵ばっかり描いてるから。
だから、翔が勉強できるようにしてあげて!!
来週の水曜日からだって!
空いてなかった木曜日でもいいよって!
それはまた俺に言ってね!
勉強できないけど、結構可愛い子だよ。笑
時給もいいと思う!!笑笑』
と言う、先ほどまで電話していた本人からのメールだ。
3分でよくこんなに文字打ったな。
てか、
「びっくりマーク多すぎ………」