君の笑顔が涙に変わる時
初対面の人にここまで信用できるなんて、私自身思わなかった。

目のを奥に光をもった彼にいつしか信用していた。

こんなことは初めてだった。

けれど、誰も出入りしない屋上に来た理由がわからなかった。
でもそんなことはどうでもいいのだろう。今の私にとって。

今の私は死ぬ勇気もなく世界に絶望している、救いようのない人だけど、
心のどこかでずっと思ってた。

ケントのような人に会いたかったって。
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