君の笑顔が涙に変わる時
母からの伝言
「親族の方があなたのご両親、いや、お母様から聞いた話なんだけれど、親族の方にそのときが来たら話してと言われてたもので。」
親族とは、とみおばさんのことかな。
「で、なんて。」
「落ち着いて聞いてね。あなたにはお母さんが違う、弟がいるらしい。」
え。なにそれ。嘘でしょう。
震える手を抑えながら聞いた。
「それって、お父さんに愛人がいたってことですか。腹違いの弟ってことですか。」
「そういうことになるわね。でもね、私も詳しい話は知らないけど、腹違いのって言ってもその弟のお母さんはあなたのお母さんの妹らしいの。あなたのお母さんは妹ってこともあり、憎めなくて離婚はしなかったのだって。」
え。それって、お母さんの妹って、とみおばさんだよね…。
親族とは、とみおばさんのことかな。
「で、なんて。」
「落ち着いて聞いてね。あなたにはお母さんが違う、弟がいるらしい。」
え。なにそれ。嘘でしょう。
震える手を抑えながら聞いた。
「それって、お父さんに愛人がいたってことですか。腹違いの弟ってことですか。」
「そういうことになるわね。でもね、私も詳しい話は知らないけど、腹違いのって言ってもその弟のお母さんはあなたのお母さんの妹らしいの。あなたのお母さんは妹ってこともあり、憎めなくて離婚はしなかったのだって。」
え。それって、お母さんの妹って、とみおばさんだよね…。