私の中にあと二人いる【番外編】
「蛍には俺から言っておく
もう蛍に近づくんじゃねぇぞ!」
俺はなんて馬鹿なんだ!
こんなヤツに蛍を預けていたなんて…!
「ちょっと待て、洸!」
「触んな!オカマ野郎!」
「ちっ」
恭也が俺の腕を掴んできたから
俺は恭也の手を振り払い、部屋から出ようとしたら…
首に痛みが走り、俺はその場に倒れた
クソッ…しまった…
俺は、すぐに意識を遥と交換して
あとをアイツに任せた