私の中にあと二人いる【番外編】
〜 蛍 視点 〜
「恭也!殴ることねぇだろ!」
「ああでもやらねぇと
洸は誤解したままだった」
「でもやりすぎだ!」
恭也と敦の声がする…
遥が面白いものが見れると聞いて
私は遥と替わった
私は二人の声が耳に入りながら
ゆっくりと目を開けた
「……ひぃっ…」
私は小さく悲鳴をあげた
目の前には
鳳凰のみんなが女装していた
な、なに…
どういうこと…⁉︎
私に気づいたのか
恭也が私に近づいてきた