私の中にあと二人いる【番外編】
「あっ、どこ行ってたのぉ?」
倉庫に戻ると千が熊のぬいぐるみを抱えて俺に近づいてきた
「散歩」
「もぉ、珍しく起きるてるからぁ
心配したんだよぉ?」
「すまん」
俺は、いつも寝ているソファに腰掛けた
「恭也は?」
いつも倉庫にいる恭也が見当たらなくて
俺は千に聞いた
「蛍のとこだよぉ〜
今日は蛍の家に泊まるんだってぇ〜」
「な、なにっ⁉︎」
千はニヤニヤしながら俺に言ってきた
恭也のヤツ…っ!
俺は急いで蛍ちゃんの家に行こうとしたら…
「慶都も良太もいると思うよぉ〜
楽しんできてねぇ〜」
千が手を振りながら俺に言ってきた
コイツ…
俺らを面白がってるな…
俺はそう思いながら、急いで蛍ちゃんの家に向かった