私の中にあと二人いる【番外編】

〜 恭也 視点 〜


「いい加減にしろ。帰れ」

「ズルいズルい!!
俺も蛍ちゃんの家、泊まったことないのに、恭也だけズルいぞ!」

「そうだそうだ!!
遥様に厭らしいことするつもりだろ!!
泊まりなんて絶対にさせないぞ!!」


うぜぇ…


俺は蛍の家のドアを閉めようと必死にドアを引っ張っていたが、中に入ろうとする慶都や良太がそれを邪魔している


「前の温泉旅行で、てめぇらがついてきたせいで、蛍を抱くことが出来なかったんだよ
今日は邪魔させねぇぞ」

「やっぱり抱く気だったのかよ!!
それは遥の身体でもあるんだ!!
やめろーー!!」

「遥様が穢れる。遥様に触れるな!!」


うぜぇ…
マジでうぜぇ…

今日こそ蛍を抱こうとしてたのに…
ふざけんじゃねぇぞ

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