私の中にあと二人いる【番外編】

「お前はどうするんだ?
遥のストーカーにでもなるつもりなのか?」

「酷いなぁ〜、その言い方〜
遥を見守るって言って欲しいよ〜」


本当に遥のストーカーになるつもりだったの…!?


「ストーカーっていうか…
遥にアプローチしまくるよ

遥と結ばれたら、結婚だね〜
俺と遥の子だから、可愛い子が産まれてくるはずだよ〜」

「………頑張ってね…」


たぶん、遥は慶都と結ばれることはない…

遥は心底、慶都を嫌っている…
何故かは分からない…

慶都は、すごく遥を大事にしてくれると思うのに…
遥はそんな慶都の気持ちをウザいと言っている

愛されるって…
すごく幸せだと思うけどなぁ…


「じゃあ、しばらくは会えないのか…
ちょっと寂しいね…」

「また集まりましょう」

「そうだよぉ!
次会うときは、僕の彼女をみんなに紹介するよぉ〜」

「おっ!それなら、俺も遥と結婚しました!って報告してあげるよ〜」

「また集まって語り合おうぜ」


みんなは、集まろうと言ってくれた

みんなと会えないのは寂しいけど…
また、みんなに会えることを楽しみにしている


「じゃあ元気でな」


恭也がそう言うと、みんなは笑顔で別れた


また、絶対に会おうね…


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