私の中にあと二人いる【番外編】
「……慶都…」
遥は俺の名前を呼ぶと
唇をこっちに向けて目を閉じた
えっ…⁉︎
ま、まさか…
これって…
「遥、いいの…?」
「……ぷっ…デリカシーないよ、慶都」
遥の色気に耐えられる俺じゃない…!
今すぐにでも、遥にキスをしたいが…
「俺、遥にキスなんてしたら…
歯止めきかなくなるかもしれないよ?」
「……いいから…してよ…」
遥のこの言葉で俺は理性を失った
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