私の中にあと二人いる【番外編】

「えぇ〜!
蛍ちゃんと恭也二人っきり⁉︎

そんなのダメだ!
エロエロな恭也なら蛍ちゃん食べられちゃうよ〜!

よしっ!蛍ちゃん!
俺と二人で一部屋使おう!」


慶都はそう言うと
私の肩を掴んで案内された部屋に入ろうとした


「「「ちょっと待て」」」

「ちょっ、痛たたた!!
ちょっ、離して!痛い痛い!」


恭也と敦と良太が慶都の肩を掴んで私たちを止めた


「なんで、てめぇが蛍と一部屋使おうとしてんだ!」

「お前の方が蛍ちゃんを襲う可能性大だ」

「遥様と二人っきりなんて許さない!」


「ちょっ、落ち着けって!
痛い、痛い!!離してぇ!!」


なに、このコントみたいなの…
ほら、女将さん笑ってるよ…

もう、恥ずかしい…

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