私の中にあと二人いる【番外編】

私は二人が手招きしている部屋に入り
女将さんにお礼を言って、女将さんはクスクスと笑いながら仕事場に向かった


「もぉ〜
せっかく温泉に来たのにぃ〜

恭也たち、いつものように言い争いしちゃってるよぉ〜」

「これじゃ、蛍ちゃんも疲れなんてとれませんよね?」

「本当…恥ずかしいよぉ…」


私と千とアキラは座敷に置いてある座布団の上に座り話した


「そうだぁ〜!
温泉卵作りに行こうよぉ〜!」

「そうですね…
恭也たち、まだ言い争いしてるみたいですし、置いて行きましょう」

「温泉卵か…
上手く作れるかな…?」


私たち三人は外でまだ言い争いしていた
四人を置いて温泉卵を作りに行った
< 38 / 179 >

この作品をシェア

pagetop