私の中にあと二人いる【番外編】
私は二人が手招きしている部屋に入り
女将さんにお礼を言って、女将さんはクスクスと笑いながら仕事場に向かった
「もぉ〜
せっかく温泉に来たのにぃ〜
恭也たち、いつものように言い争いしちゃってるよぉ〜」
「これじゃ、蛍ちゃんも疲れなんてとれませんよね?」
「本当…恥ずかしいよぉ…」
私と千とアキラは座敷に置いてある座布団の上に座り話した
「そうだぁ〜!
温泉卵作りに行こうよぉ〜!」
「そうですね…
恭也たち、まだ言い争いしてるみたいですし、置いて行きましょう」
「温泉卵か…
上手く作れるかな…?」
私たち三人は外でまだ言い争いしていた
四人を置いて温泉卵を作りに行った