私の中にあと二人いる【番外編】
「…本当に恭也って…
僕が怒るポイントを知ってるね〜?」
遥は俺を睨みつけ、さっきまでの雰囲気が全く違った
遥は本気でキレていた
「僕を蛍だと思って抱く?
はっ。ふざけんなよ
僕を蛍として扱われることが
僕は大っ嫌いなんだよ!
恭也、僕を怒らせて楽しい?
恭也がその気なら、僕も容赦しないよ
そうだね〜
変態そうなおっさんとかナンパして
ホテルに行こっかな〜?
僕は蛍と替わって
蛍は変態なおっさんに無理やり犯されるとか〜?
うわっ!
超面白い!サイコー」
遥はさっきまでの殺伐とした空気は
ニヤニヤと笑いながら俺を見て行ってきた