私の中にあと二人いる【番外編】
「よかった…」
「えっ⁉︎ちょっと恭也…?」
恭也は安心したように私を強く抱きしめて、よかったと言ってきた
私は何がなんだか分からないまま、恭也に抱きしめられていた
「蛍、すっげぇ綺麗だ…」
「…っ…////
恭也も、浴衣姿カッコイイよ…」
恭也は私を一度離すと、私の浴衣姿を見て優しく微笑んだ
その笑みと今の浴衣姿で言われるから
軽く倒れそうになった
「はいはい
蛍ちゃんが出てきたんだから、ご飯食べに行こう〜!」
慶都は呆れたように私たちに言ってきた
食事は違う部屋に運んでいるらしくて
私たちは別の部屋で食事を食べた