私の中にあと二人いる【番外編】
食事はすごく豪華で
海の幸や山のものを取り入れていて
とっても美味しかった
食事が終わると
恭也が私の手を掴み、違う部屋に入れて
すぐに鍵を閉めた
「恭也?どうしたの…?」
「あいつらがいると、蛍と二人っきりになれねぇだろ?」
恭也…
恭也はニコッと笑うと私に顔を近づけてキスをした
キスはどんどん深くなってきて、もう無理と言おうとしたら…
「恭也っ!ここ開けろー!」
「遥様と二人っきりになるなんて、許さない!」
「洸と遊ばせろー!」
「僕、暇だよぉ〜」
「ちょっと、皆さん!
もう少し静かに…」
慶都たちがドアの向こうでドアを叩いているのが聞こえてきた