私の中にあと二人いる【番外編】
「お前らに邪魔されないなら…な」
「もちろん邪魔しない
それはこのゲームがやる上での約束だ」
「それならいい」
な、なにそれー⁉︎
私の気持ちは無視なの⁉︎
「大丈夫だ、蛍
俺は必ず勝つ
そしたら、俺の背中流してもらうからな?」
恭也は私の肩を叩き、自信満々な顔で言ってきた
恭也…
本当に勝ってくれるの…?
「じゃあ、遥様と洸くんの許可を取ろう」
良太は私の顔を見て
二人に言って欲しいと伝えてと言ってきた
私は、渋々二人に声をかけた