あかねいろ Thousand Leaves! 完全版
ひと騒動が終わっても八雲の機嫌は直らなかった。
…誰もかまってくれないんだから当然だ。
「ボ、ボクがピンチの時に限って、だだ誰もっ!助けてくれないっっっ!」
ソファーで、泣きながらスネている。
優斗もトレーニングに行くって言うし、困ったなぁ…。
「じゃあ、その辺りを探してみる?」
「だってお姉ちゃんは、優斗とデートするんでしょ!?」
「デート…じゃないよ」
優斗がムッとした目で見た。
「待ってんのが嫌なら、家にいれば?」
ようやく八雲が顔を上げた。
「ホント…!?じゃあ探しに行く!」
…誰もかまってくれないんだから当然だ。
「ボ、ボクがピンチの時に限って、だだ誰もっ!助けてくれないっっっ!」
ソファーで、泣きながらスネている。
優斗もトレーニングに行くって言うし、困ったなぁ…。
「じゃあ、その辺りを探してみる?」
「だってお姉ちゃんは、優斗とデートするんでしょ!?」
「デート…じゃないよ」
優斗がムッとした目で見た。
「待ってんのが嫌なら、家にいれば?」
ようやく八雲が顔を上げた。
「ホント…!?じゃあ探しに行く!」