あかねいろ Thousand Leaves! 完全版
1
「くれぐれも頼むね!」
私のことなのに、ヨッシーがウノッチの背を叩く。
夏休み前日、カットし直してもらうことにした。
ウノッチが、割引チケットを配り出したからだ。
「姉ちゃんが美容師でぇ、独立してキャンペーン中だからぁ」
「もっとヒドくならない?」
ミミが心配そうに言う。
ノンが首を振る。
「なりようがない」
ふぅ…
「どうした?」
「マサカリが重いのか?」
私のことなのに、ヨッシーがウノッチの背を叩く。
夏休み前日、カットし直してもらうことにした。
ウノッチが、割引チケットを配り出したからだ。
「姉ちゃんが美容師でぇ、独立してキャンペーン中だからぁ」
「もっとヒドくならない?」
ミミが心配そうに言う。
ノンが首を振る。
「なりようがない」
ふぅ…
「どうした?」
「マサカリが重いのか?」